横浜関内で内視鏡検査ならうしくぼ消化器・内科クリニック| 胃腸内科 肝臓内科 内視鏡内科

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大腸内視鏡検査の概要

大腸内視鏡検査とは

消化器内視鏡専門医・指導医が、OLYMPUSの大腸ビデオスコープCF-XZ1200IとPCF-H290ZIを用いて、最大135倍の拡大内視鏡検査、さらに進化したNBI(Narrow Band Imaging:狭帯域光観察)による粘膜表層構造が強調表示される事により 、大腸の病変の早期発見、早期治療に貢献し、一般診療、横浜市大腸がん検診で便潜血陽性の場合に活躍してくれてます。

大腸内視鏡検査について

肛門、直腸、S状結腸、下行・横行・上行結腸、盲腸までを観察し、必要があれば、細胞採取(生検)検査を行います。 その場で切除可能なポリープは切除、即ち、ポリペクトミーや粘膜切除(EMR)といった治療も可能です。但し、開腹しない外科手術と同じですので、最低1週間の安静と、食事の制限が必要です。



大腸カメラ検査はこんな方におすすめです

以下の症状をお持ちの方は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けましょう

・排便時に出血がある
・便に血が混ざっている方
・検診(健診)で便潜血反応が陽性となった方
・貧血を指摘された方
・急激な体重減少がある方
・おなかの調子が悪い方(腹痛、腹部膨満感など)
・便通異常がある方(便秘、下痢、便が細い)
・過去に大腸ポリープを指摘されたことがある方
・血縁者に大腸がんがいる方
・40歳以上の方で大腸内視鏡検査を受けたことがない方



前処置について

普段の便通間隔によって、7日あるい3、4日前から、残渣として残りやすい、キャベツ・ レタス・白菜・ごぼう・れんこん・ねぎ・たまねぎ・にんじん・ もやし・かぼちゃ・トマトの皮などの繊維質の多いすじっぽい野菜、きのこ、海草類、果物・豆類・ゴマ・とうもろこしなどの粒々のある物は召し上がらないようにしてください。

血圧、心臓のお薬は、午前の検査の時は休薬になる事があります。

血液を固まりにくくするお薬は、休薬が必要になる事があります。

観察のみ/生検/出血のリスクありに応じてパナルジン、 プラビックスは休薬なし/アスピリン・プレタール置換/5から7日前から休薬

バイアスピリン、バファリン81は休薬なし/プレタール置換/3から5日前から休薬

プレタール・エパデール・ドルナー・ アンプラーグ・コメリアン・ロトリガ・ オパルモン・プロレナール・プロサイリン・ペルサンチン・コメリアン・ロコルナールは休薬なし/1日前から休薬

ワーファリンは治療域内確認後休薬なし/ヘパリン置換必要

プラザキサ・イグザレルト・リクシアナ・エリキュースは休薬なし/24時間休薬/リスクによりヘパリン置換必要となります。

糖尿病の薬は使用せずにおいでください。詳しくは、ご相談ください。





検査○日前から (普段の便通間隔によって、7日あるい3、4日前と変わります。) 

上記のお食事の注意をしながら、昼間の時間帯は、水分をたっぷり飲んで、眠前に下剤: ビーマス(一般名:カサンスラノール, ジオクチルソジウムスルホサクシネート) 6錠を 飲んでください。 

腸管内の泡を消す、ガスコン(一般名:ジメチコン) 40㎎を1日3回、検査直前、即ち、午前の検査なら当日朝まで、午後の検査なら当日昼まで内服してください。 



検査前日

上記のお食事の注意をしながら、昼間の時間帯は、水分をたっぷり飲んで、眠前に下剤: ビーマス(一般名:カサンスラノール, ジオクチルソジウムスルホサクシネート) 6錠とピコスルファート10mlをコップに全量入れ、お水を追加して飲んでください。



検査当日

当日は朝からお食事は召し上がらずに、水分をたっぷり飲んでください。

前日夜に水を入れて作っておいたモビプレップ(経口腸管洗浄剤)を朝 時から10-15分毎に、180-200ml のコップで2杯と水あるいはお茶を1杯、2時間かけて飲んで下さい。

夏場は、モビプレップを冷蔵庫で冷やしておくと飲みやすいです。

途中から下痢が始まり、何度トイレに行っても黄色い透明な水様便しかでなければ前処置終了です。

モビプレップは残渣といっしょに、そのまま排出されるので、 前処置終了後は、 脱水予防で、ウーロン茶、緑茶、麦茶、ポカリ、OS-1を飲んでお出でください。

クリニックでは、上は健診着を着て、下は下着を脱いで穴あきパンツを穴が開いてる方をお尻側にして、はいていただき検査ベッドに体を左下にして寝ていただきます。

当院では、苦痛軽減のため、コンシャス・セデーションといって、鎮静剤を静脈注射して、意識レベルを落としてから検査施行します。 その時の緊張具合などの条件で、軽く意識レベルが低下する場合から熟睡まであります。従って、検査後は乗り物の運転・ご予定は、お控えください。



検査後

検査後は、鎮静剤から目が覚めるまで、BGMが流れる回復室で、ベッドでお休み頂きます。

その後、検査終了して、大体30分ほどしてから飲水・食事可能です。

生検検査、ポリペクトミーや粘膜切除(EMR)を行った場合は、大体1時間ほどしてから、食事が可能となります。

生検検査、ポリペクトミーや粘膜切除(EMR)を行った方は、最低1週間はアルコール、タバコ、辛い物、味の濃い物、脂っこい物、消化に悪い物は やめて、柔らく消化のよい物を召し上がってください。

ほとんど可能性はないですが、我慢できない腹痛、血液が、おしりから出ることがあるかもしれません。特に、ポリペクトミーや粘膜切除(EMR)を行った場合、合併症として出血、腸管穿孔があります。出血は必ず止血できます。穿孔は緊急手術の可能性がありますが、最善の注意を払い、慎重に検査・治療を行いますので、ご心配な時は、ご連絡ください。



大腸内視鏡検査でわかる疾患

大腸がん
大腸ポリープ
・潰瘍性大腸炎
・クローン病
過敏性腸症候群
・痔核
・大腸憩室症
・膠原線維性大腸炎

など

大腸内視鏡検査費用(鎮静剤あり)

 
1割  2割  3割 
大腸内視鏡(観察のみ)3,000円前後 6,000円前後 9,000円前後
大腸内視鏡 + 1臓器 4,000円前後 8,000円前後 12,000円前後
大腸内視鏡 + 2臓器 5,000円前後 10,000円前後 15,000円前後
大腸内視鏡 + 3臓器 6,000円前後 12,000円前後 18,000円前後

大腸内視鏡検査について

事前に、ダウンロード・印刷・ご記入いただき、用紙をクリニックまでお持ちいただけるとスムーズに受診いただけます。 どうぞご利用ください。


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大腸内視鏡検査

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