ポリープの概要
ポリープとは
消化管の内腔を覆う粘膜の一部が隆起したものです。 ポリープと言われたら、胃や大腸に表面から盛り上がったできものがあり、いったい何でできているか、どういう性質かを確認しておく必要があります。正常粘膜が単に厚くなった過形成である場合、腫瘍性の場合があります。また腫瘍であったとしても良性・悪性とあります。形も必ずしもキノコ状のものだけではなく、平べったかったり、半球形だったり、一部真ん中にえくぼがあったりと様々です。主な症状
吐血、下血(肛門からの出血)、貧血、貧血から来る動悸・息切れ
胃ポリープ
ほとんどが健診でみつかり、胃底腺ポリープという、ピロリ菌に現在感染していない方に見られます。 たまに、ポリープから出血して吐血、下血で見つかったり、貧血で胃内視鏡施行したら見つかる事があります。
大腸ポリープ
健診で便ヘモ陽性で大腸内視鏡施行し見つかる事が多いですが、下血で見つかる事も多いです。